ETFとは?投資信託との違いやオススメETF4選も含めセキュリティ技術者が解説!【VYM・VTI・HDV・SPYD】

投資の湖

皆様こんにちは。

30歳でサイドFIREを目指すKJです。

本日は、「ETF」という金融商品について、投資信託との違いも含め解説します。

 ※ すみません、体調を崩していて数日更新が遅れました!

ETF解説

ETF(上場投資信託) とは

ETFとは、「Exchange Traded Fund」の略で、「上場投資信託」という意味です。

・・・が、それだけではよくわかりませんね^^;

まず、「投資信託」は皆様ご存知でしょうか。

言葉の通り、「投資」を「信託」すること、つまり個人の投資を金融のプロを信じて託すことです。

  • 自分は知識がないからどの金融商品を買えばいいかわからない
  • 資金は少ないけど投資対象を分散してリスクを減らして投資したい

そのような方は「投資信託」を購入すればプロが適切に運用してくれます。

ETFはその投資信託の「上場」版、ということですね。

気になる方向けに、上場すると通常の投資信託と何が変わるのか。

両者はかなり似ているので細かな違いばかりですが、おおよそ下記の通りです。

  • 取り扱い会社投資信託は運用会社毎にバラバラETFは証券会社で取り扱い
  • 手数料: 一般的に、投資信託よりETFの方が手数料は安い
  • リアルタイム性投資信託は1日に1回しか価格が決定しないが、ETFはリアルタイムで価格が変動する

ふわっと理解するのであれば、ETFとは投資信託が上場して株式と同じような扱いになったもの、ということですね。

オススメのETF紹介

VYM

参照: SBI証券

VYMとは「Vanguard High Dividend Yield ETF」の略で、「バンガード社が運用する高い配当利回りETF」という意味ですね。

下記の記事で紹介している、初心者にオススメの米国インデックスファンドS&P500のうち「高配当」なものを集めて作られたETFです。

名前に「高配当」とついているだけあり、直近ではS&P500全体では配当利回り1.35%に対し、VYMでは配当利回り2.87%です。倍以上ですね。

米国ETFなだけあり、ETFそのものの価格も年間で5~10%程度上昇しています。

ちなみに、VYMで扱っている会社の業界はヘルスケア・金融・消費財です。

VTI

参照: SBI証券

VTIとは「Vanguard Total Stock Market ETF」の略で、「バンガード社が運用する全株式市場ETF」という意味です。

VTIでは全米市場に上場する4,000社近い株式の99.5%に分散投資することができ、初心者が安全に投資をリスク分散させるのに向いています。

配当利回りは直近で1.24%ですが、内訳は成長分野のテクノロジー系(Google,Apple等) の比率が高いため、今後も安定的な成長が見込めます

配当は少ないですが、ETF自体の価格は年間で10~20%程度上昇していますね。

HDV

参照: SBI証券

HDVとは「iShares Core High Dividend ETF」の略で、「ブラックロック社が運用するiSharesというブランドのコア高配当ETF」という意味です。

ちなみに、ブラックロック社は世界最大の証券会社です。

そこの「コア」高配当ETFというだけあり、銘柄は75とやや少ないです。

しかし、銘柄を絞っているだけあって配当率は非常に高く、直近で3.36%を記録しています。

銘柄数の都合上、安定性は少し低く、ETFそのものの年間の価格上昇は5%~程度になっていますので、「配当利回りを重要視するならコレ!」といったところでしょうか。

内訳はエネルギー・ヘルスケア・通信系と、安定した分野になっていますね。

SPYD

参照: SBI証券

SPYDとは「SPDR Portfolio S&P500 HighDividend」の略で、「ステート・ストリート社のSPDR(スパイダー)というブランドのS&P500のうち高配当のもの」という意味です。

ちなみに、ステート・ストリート社は世界三大証券会社の1つです。

これも銘柄は80と比較的少なく、S&P500のうち高配当な銘柄を集めたもので、配当利回りは4.8%と非常に高いものになっています。

HDVと似ていますが、投資対象銘柄が少し異なり、不動産や金融が中心になっています。

ETFの価格自体は安定上昇はしていませんが、HDVとは対象銘柄が異なりリスク分散にもなるので、「HDVとSPYD両方を購入して配当ガッポガッポ」ということで夢の配当金生活を実現する作戦もありそうです。

最後に

ということで、本日はETFの説明とオススメのETF4つを紹介しました。

私は既にS&P500の積み立ては実施していることと、最近は配当金での不労所得に興味があるため、HDV・SPYDを積み立てで購入して配当金収入を体験しようかと思っています。

ハイテク系ももちろん興味はあるのでVTIも購入するか、S&P500があるから購入しないか、そこは悩んでいるところです。。

本日は以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。