こんにちはー!
サイドFIREを目指すKJやで^^
本記事では、仮想通貨の Zcash(ZEC) について解説します。
この記事を読むことで、次のことを理解できますので是非最後まで読んでください^^
- 仮想通貨 Zcash(ZEC) の特徴や優れた点がわかる
- 仮想通貨 Zcash(ZEC) の価格と価格推移がわかる
- 仮想通貨 Zcash(ZEC) の購入方法がわかる
この記事は動画で見ることもできます。是非チャンネル登録してください^^
仮想通貨 Zcash(ZEC) 解説
Zcash(ZEC) とは
Zcash(ZEC) とは、
プライバシー保護系の
仮想通貨やな。
Zcash(ZEC) とは、高速安価で利便性にも優れる、プライバシー保護のための仮想通貨です。
・・・これだけではわかりませんよね、もう少し詳しく解説します^^;
これまで、ブロックチェーンは分散型で改ざんできない情報として個人のプライバシーが保護されるものと考えられてきました。
そのため、ブロックチェーン開発当初は、ブロックチェーンのトランザクション(取引) は解析したり履歴をさかのぼることは困難と考えられていました。
しかし、ほとんどのトランザクションは、トランザクション量, 送信者アドレス, 受信者アドレス, 残高 等が公開されており、近年は様々なブロックチェーン分析会社がトランザクションを追跡するソリューションを提供し始めたため、個人のプライバシーの保護が不十分な状況となってしまっています。
これは、クレジットカードの取引履歴や銀行の通帳が公開されているようなものと言えるでしょう。
そのため、「プライバシーブロックチェーン」と呼ばれる、トランザクション情報が非公開でプライバシーが保護された仮想通貨が開発され問題解決が進められているのです。
そんなプライバシー保護機能を持った仮想通貨が Zcash であり、Zcashを用いることでユーザはブロックチェーンのプライバシー保護を実現することができるのです。
ちなみに、他にプライバシー保護関連の仮想通貨としては Railgun や Beldex 等がありますね。
Zcash は zk-SNARK を採用した最初の仮想通貨
Zcash の根幹技術は zk-SNARK、
ゼロ知識証明や。
Zcash は、zk-SNARK を採用した最初の仮想通貨です。
zk-SNARK とは、「Zero-Knowledge Succinct Non-Interactive Argument of Knowledge」の略で、「ゼロ知識証明」の技術です。
ゼロ知識証明とは、取引の詳細を第三者が知らなくとも取引に不正がないことを証明できる暗号技術のことで、Zcash のゼロ知識証明は「リング署名」と「ペダーセン・コミットメント」の2つの技術を組み合わせています。
- リング署名・・・決済の際に複数人で電子署名を行い、複数の署名に取引の当事者の署名を紛れ込ませることで個人の特定を防ぐ技術
- ペダーセン・コミットメント・・・取引の提供額,受取額を隠す技術
Zcash ではこれらの技術を用い、取引の合計額が正しいことを確認することで、1つ1つの取引の中身を知らなくとも不正がないことを証明しているのです。
Zcash では取引を公開するかプライベートとするかを選択可能
実は、Zcash でも
取引内容を公開でも非公開でも
どっちでも選択できるんや。
Zcash には次の2種類のアドレスがあり、このアドレスの選択により取引を公開するかプライベートとするかを選ぶことができます。
- Z-addresses
- T-addresses
それぞれ解説します。
Z-addresses
Z-addresses はアドレスが「z」から始まり、プライベートな取引が可能です。
Z-addresses から Z-addresses への取引では、取引はブロックチェーンに刻まれるものの、アドレス, 取引額, メモ欄 等は全て暗号化され、プライバシー保護が行われます。
さらに、この Z-addresses での取引内容は後日信頼できる第三者へ開示も可能となっているのです。
T-addresses
T-addresses はアドレスが「t」から始まり、一般的な仮想通貨での取引と同じく取引内容が公開されます。
現在、Zcash に対応している仮想通貨ウォレットや仮想通貨取引所は T-addresses のみに対応しているものが多いため T-addresses が必要とされていますが、 T-addresses から Z-Addresses へ資金を移動させることもできるため、状況に応じてプライバシー保護を行うことができます。
Zcash は高速安価な取引が可能
そんなプライバシー保護の Zcash やけど、
性能が高いことも魅力の1つなんや。
Zcash は高性能で、高速安価な取引が可能であるためモバイル決済等に最適な仮想通貨となっています。
特に手数料(ガス代) は非常に安価で、ビットコインと比較すると次の通り圧倒的な安さとなっています。
ビットコイン | Zcash | |
手数料(ガス代) | 0.001BTC(約4,500円) | 0.001ZEC(約15円) |
Zcash はプライバシー保護だけでなく性能も魅力なのです。
Zcash は犯罪に用いられやすく規制が進んでいる
これは Zcash のネガティブな話なんやけど、
取引内容非公開ってことは
悪い人らの取引に使われやすいんや。。
Zcash をはじめとした取引内容が暗号化された仮想通貨は、次のように犯罪目的に用いられやすいことから規制が進んでいます。
- テロリストの資金供給経路として利用される
- マネーロンダリングに利用される
- 闇市場サイトの決済手段として利用される
そのため Zcash は世界各国で規制が強化されており、日本の仮想通貨取引所であるコインチェックでもかつては Zcash を取り扱っていましたが、これらの懸念から2018年に取り扱い廃止となりました。
仮想通貨 Zcash(ZEC) の価格
ここまでで Zcash(ZEC) がどんな仮想通貨か伝わったか?
ほな、そろそろお値段のほう見ていこか。
- 現在(2022年5月)の時価総額ランキング: 51位
- 最高値(2016年10月): 1ZEC = 約169,850円
- 現在値(2022年5月): 1ZEC = 約14,760円
ZEC は仮想通貨時価総額ランキング51位と、仮想通貨の中である程度の立ち位置を確立しています。
ZEC はリリース直後の 2016年10月に大暴騰し 1ZEC=約169,850円 となりましたが、その後暴落し、現在は最高値の10分の1以下となってしまっています。
しかし、ZEC のゼロ知識証明によるプライバシー保護技術等が注目されることで、今後 ZEC の価格を上昇させる可能性はあります。
ZEC の、高速安価で利便性にも優れる、プライバシー保護の仮想通貨に将来性を感じた方は、是非 ZEC へ投資してみてください。
仮想通貨 Zcash(ZEC) の購入方法
それじゃ、どうやったら仮想通貨の Zcash(ZEC) が
購入できるか解説するで。
残念ながら、ZEC は犯罪利用の懸念から日本の仮想通貨取引所では取り扱い廃止となり、購入することはできません。
購入するためには海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。
中でも私がオススメなのは、取り扱い銘柄が非常に多く日本語にも対応しておりスマホアプリで簡単に操作できるMEXC取引所です。
ZEC を購入したい方は、下記の記事を参考にMEXC取引所で購入しましょう!
なお、海外の仮想通貨取引所を利用するためには、まず日本の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入して送金する必要があります。
これから仮想通貨投資を始める方は、まずは大手取引所で安心して仮想通貨投資ができる bitFlyer や コインチェック でビットコイン等を購入しましょう。
初めての方でも確実に仮想通貨投資デビューできるよう、口座開設~仮想通貨購入までの一連の手順を下記の記事で詳しく解説しています。
本記事のまとめ
- Zcash(ZEC) とは、高速安価で利便性にも優れる、プライバシー保護のための仮想通貨
- Zcash は、zk-SNARK というゼロ知識証明技術を最初に採用した仮想通貨
- Zcash には、Z-addresses と T-addresses があり取引の公開, 非公開が選択できる
- Zcash は、性能が高く、手数料が1件あたり約15円と非常に安価
- ZEC は、現在最高値の10分の1以下。Zcash のプライバシー保護注目で高騰の可能性
- ZEC は、MEXC取引所で購入することができる
本日の記事はここまで!
最後まで読んでくれてありがとうな^^
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