【日本株】株主優待で株を選ぶのは間違い?その理由をセキュリティ技術者が解説!【配当金】【三井住友FG】

投資の湖

皆様こんにちは。

サイドFIREを目指すKJです。

本日は、「株主優待が欲しいからこの株を買う!」という選択が正しいのか、解説します。

ちなみに、私はコロナ明けの反発を狙って多数の飲食店株を購入していました^^

株主優待での株購入は正しいか

株主優待とは

株主優待とは、対象の株を保有していると年1回ほどもらえる、お得な商品券等です。

会社が、株を購入してくれた株主にもっと自社のサービスを知ってもらうため、これからも長く会社を応援してもらうため、株主にお礼として渡します。

有名な話でいうと、ほぼ株主優待のみで生活する「桐谷さん」ですね。

株主優待をもらえる条件

では、そんな株主優待をもらう条件です。

株には通常「単位株」と呼ばれる購入単位があり、100株や1,000株単位で購入が可能です。

ほとんどの場合は、その1単位株を会社によって定められた時期に保有していれば、郵送で自宅に株主優待が送られてきます

では、そんなお得な株主優待。「魅力的な株主優待をもらえる会社の株を買う」という選択は正しいのでしょうか。

私は、その選択は間違いだと考えています。

株主優待で株を選択するのは何故間違いなのか

では、何故株主優待で株を選択するのは間違いなのでしょうか。

多くの場合、1単位株を購入するために必要な金額は10万円~20万円ほどです。

その1単位株を持っていると、多くの場合は年に1回、500円~1,000円ほどです。

これを利回りで考えると何%になるか計算してみましょう。

仮に1単位株10万円で購入すると500円の優待券をもらえるとすると、

  • 500円 ÷ 10万円 = 0.5%

なんと、たったの0.5%です。

株主優待とは関係なくその株が値上がりする見込みがあったり、他の理由があれば購入するのはメリットがありますが、利回り0.5%のために購入するのであれば、少し利回りが低すぎますね。

キャッシュフローを向上させるために株を購入するのであれば、株主優待よりも「配当金」の方が魅力的です。

(あくまで株主優待がダメというわけではありませんが、それを主軸に置くべきではない、というのが私の意見です。)

配当金の魅力

皆様は「配当金」をご存知でしょうか。

株主優待と同様、その株を保有していればもらえるものです。

しかし、もらえるのは商品券等ではなく、「現金」です。

まさに、お金を持っていればお金を生み出す「不労所得」ですね。

配当金はその会社の利益の一部を、その会社の持ち主である株主で一部お返しするもので、利益が多ければ多いほど配当金も高くなります。

そして、その配当金は高いものでは3~6%と、株主優待の0.5%の6倍以上の利回りになっています。

もし不労所得が欲しくて株を購入するのであれば、配当金を目的に購入する方が株主優待より圧倒的にお得ですね。

桐谷さんの株主優待生活は、莫大な資産があるからこそなせる技で、そこまでの資産がない私たちが目指すものではなさそうです。

配当金の例:三井住友FG

優良な株であれば3%~6%という配当金ですが、1つ例を見てみましょう。

三井住友銀行を運営する、三井住友FGです。

まず、その会社の配当利回りは下記の通り、対象の銘柄を表示するページで利回りのパーセンテージで表示されています。

参照:SBI証券

この通り、三井住友FGは2021年7月現在、予想配当利回りは5.41%になっており、私は約185万円分保有しているため、

  • 185万円 × 5.41% = 10万円

と、10万円の配当金がもらえます。

何もしなくても年間10万円が増えていく。非常に魅力的ですね。

また、その配当利回りはその年の利益によって変動するものですが、三井住友FGはその中でも配当性向を年々高めていく方針を発表しており、配当利回りは今後ますます向上していく、素晴らしい不労所得製造機になっていますね。

参照: 株主還元方針・配当情報: 三井住友フィナンシャルグループ (smfg.co.jp)

最後に

ということで、本日は株主優待で株を選ぶのが間違いな理由、配当金の魅力、三井住友FGの配当金について紹介しました。

私の投資スタイルは、ハイリスクハイリターンな仮想通貨等で種銭を作り、安定運用できる投資に回していく方針ですので、こういった不労所得を生むような資産の勉強も欠かせません。

少し今は三井住友FGの株価は下がっていますが、1年以内はまた上昇傾向に転じてくれればいいな… というところです^^;

本日は以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。