【仮想通貨】Tezos(XTZ,テゾス)とは？購入方法は？高セキュリティで高性能なスマートコントラクトプラットフォームをセキュリティ技術者が解説！(2022年4月最新)

本記事では、仮想通貨の Tezos(XTZ) について解説します。

この記事を読むことで、次のことを理解できますので是非最後まで読んでください^^

この記事は動画で見ることもできます。是非チャンネル登録してください^^

仮想通貨 Tezos(XTZ) 解説

Tezos(XTZ) とは

Tezos とは、高セキュリティで高性能なスマートコントラクトプラットフォームです。

2017年にリリースされ、独自の信頼性が高く安全なスマートコントラクト機能を持っており、このTezosプラットフォーム上で DApps(分散型アプリケーション), DeFi(分散型金融), NFT, BCG(ブロックチェーンゲーム) 等の様々な開発が行われています。

また、Tezos は「OCaml(オーキャムル)」や「Michelson(マイケルソン)」という処理の検証も可能なプログラミング言語を導入しており、プログラミングコードの正確性が確認されており安全でセキュリティも高くなっています。

このTezos上で発行され、手数料支払い等に用いられる仮想通貨が XTZ であり、ここまでをまとめると次の通りとなっています。

ちなみに、他にイーサリアムキラー関連の仮想通貨としては Telos や Beldex 等がありますね。

Tezos(XTZ) は LPoS という承認アルゴリズムを採用している

Tezos は性能も高いスマートコントラクトプラットフォームですが、その秘密は承認アルゴリズムに LPoS(Liquid Proof of Stake) を採用していることです。

Tezos ではブロックチェーンへ新規ブロックを接続する処理を「Baking(ベーキング)」と呼び、このBakingを行うノードを「Baker(ベーカー)」と呼ぶのですが、Tezosネットワークではこの Baker に取引が記録されています。

Bakerになるためには 10,000XTZ(約380万円) を保有かつセキュリティが担保されている必要がありハードルが高いのですが、Tezos では保有するXTZを預けて委任することができ、預けられたXTZも含めて10,000XTZ以上となれば Baking を行うことができ報酬XTZを獲得できるのです。

つまり、Tezosでは限定された安全なノードのみが承認作業を行っているため、性能が高くなっているということです。

また、少額のXTZしか保有していない投資家も、委任することで間接的にBakingを行い報酬XTZを獲得する仕組みとなっており公平性が高いとともに、エネルギー効率も高く環境へ優しい仮想通貨となっているのです。

Tezos(XTZ) は無制限にアップグレードが可能

Tezos(XTZ) では、無制限にアップグレードやシステム修正を行うことができます。

通常、ブロックチェーンは拡張可能な機能や回数に制限があり、それを超えたアップグレードを行うためには「ハードフォーク」と呼ばれる仮想通貨の分岐が行われることがあります。

有名な例で言うと、Bitcoin から Bitcoin Cash がハードフォークにより誕生していますね。

このハードフォークが行われると、投資家の資金が分散され成長性が不十分となるだけでなく、ハードフォーク期間中は機能が制限されることもあり、不安定となってしまいます。

しかしTezosでは実績あるオンチェーンアップグレードメカニズムを通じて機能を調整, 適応, 追加することが可能であり、無制限にアップグレードが可能でハードフォークが発生せず、通貨が安定しているのです。

Tezos ではセキュリティトークンが発行されている

Tezos では、セキュリティトークンが発行されています。

セキュリティトークンとは、株式や債券等の有価証券をブロックチェーン技術を用いてデジタル化したトークンのことで、仮想通貨と従来の金融市場を繋ぐ技術となっています。

2020年2月には、証券トークンを発行するSecuritize社と不動産のSTOを行う Elevated Returns(エレヴェッティド・リターンズ) が、Tezos上で10億ドル(約1,250億円) 規模で不動産をトークン化することが発表されました。

また、2021年4月にはフランスの大手銀行 Societe Generale グループが Tezos上で500万ユーロ(約6億円) 分のセキュリティトークンを発行しており、様々な企業が参入しているのです。

XTZは今後、単なる投資対象の仮想通貨としてだけでなく、株式や不動産等の資産保有を目的として日常的に使用されていくことになるかもしれません。

Tezos では色のNFT化を進めている

Tezos はNFT事業への参入を進めており、様々なNFTプロジェクトを立ち上げています。

中でも面白いのは、「tzcoloer」というNFTプロジェクトであり、なんと tzcolor では色をNFT化して流通させる試みを行っているのです。

この tzcolor では3つのレアリティに分けられて1,690色ものNFTが取引されており、既に27,000件以上の売買処理が行われ非常に活発なプロジェクトとなっているのです。

色をNFT化して今後どう活用するかははまだ明らかになっていませんが、色をNFT化というのは珍しいため1種のブランドとして確立されるのかもしれません。

仮想通貨 Tezos(XTZ) の価格

XTZは仮想通貨時価総額ランキング45位と、仮想通貨の中で十分な立ち位置を確立しています。

XTZは2020年10月には 1XTZ=約83円 でしたが、最高値の2021年10月には 1XTZ=約960円 とたった1年間で10倍以上に高騰しています。

その後は価格は下落し、現在は 1XTZ=約390円 と最高値の半額以下となりましたが、それでも早期に投資をしていた方は利益をあげられていることでしょう。

しかし、XTZは様々な DApps, セキュリティトークン, NFT等に活用されており、これらのプロジェクトの発展によりますます価格を上昇させる可能性はあります。

Tezosの高性能で高セキュリティなスマートコントラクトプラットフォームに将来性を感じた方は、是非XTZへ投資してみてください。

仮想通貨 Tezos(XTZ) の購入方法

XTZは、2020年12月より数ヶ所の日本の仮想通貨取引所へ上場しました。

中でも私がオススメなのは、大手取引所であり安心して仮想通貨投資ができる bitFlyer です。

• bitFlyer

XTZを購入したい方は、下記の記事を参考にbitFlyerで購入しましょう！

また、XTZに限らず様々な草コインへも投資したい方は、海外の仮想通貨取引所であるMEXC取引所もオススメです。

本記事のまとめ