皆様こんにちは。
30歳で会社を辞めて投資とビジネスで家族を養う(つもりの) KJです。
今回は、私が株を保有している「CrowdStrike」という米国会社について解説します。
仕事でサイバーセキュリティを研究している私の考えとしては、まだまだ伸びる会社だと考えているため株式購入をオススメします!
CrowdStrike社とは
CrowdStrike社について説明します!
・・・なんですが、CrowdStrike社について説明するには、まず「サイバーセキュリティ業界の動向」と「EDR」について理解しなければなりません。
サイバーセキュリティ業界の動向
まずはサイバーセキュリティ業界の動向について知りましょう。
「サイバーセキュリティ」という言葉はよく聞きますよね。
パソコンがウイルスに感染してしまったり、会社の重要な情報が流出してしまわないよう、ハッカー等から会社のITを守るための仕組みです。
これまでサイバーセキュリティは、会社のITがインターネットに接続されている出入口を対策しておけば会社内のITは守られる、という考え方でした。
つまり、「ハッカーが攻撃してくる経路をしっかり守っておけば、攻撃は成功しない」ということですね。
ただ、昨今は様々なセキュリティ専門家がそれでは不十分という考え方になっています。
主な理由としては
- 経路を完全に守り切ることは不可能
- 社員は独自の経路を使ってインターネット通信をすることもあり、経路外からも攻撃される
の2点です。
そのため、サイバーセキュリティの考え方は「経路も守った上で、それでも攻撃されたときの対策も準備する」という流れになっています。
そこで登場したのが「EDR」です。
EDRとは
EDRとは、「Endpoint Detection and Response」の略です。
それぞれの言葉の意味は
- Endpoint… IT通信の終端。つまり、パソコンやサーバのこと。
- Detection… 検知。サイバーセキュリティ攻撃を見つけること。
- Response… 対応。サイバーセキュリティ攻撃をされた後の対処を行うこと。
つまり、EDRをわかりやすい日本語に訳すと「パソコン等にサイバーセキュリティ攻撃をされた際に、それを見つけ、対処を行うことができる製品」を指します。
このEDRは、ウイルス対策ソフトのようにパソコンに入れることで、数千台~数万台のパソコンのセキュリティを守ることができます。
ウイルス対策ソフトとの違いは、
- セキュリティ攻撃を見つける仕組みがハイレベル (普段のパソコンの動作との違いからセキュリティ攻撃を見つけられる)
- 数千台~数万台のパソコンを1つの画面で管理し、遠隔でセキュリティ攻撃されていないかを管理できる
- セキュリティ攻撃が成功した後にも、数千台~数万台のパソコンの復旧が簡単
あたりでしょうか。
私は、特に2点目が重要だと考えています。
サイバーセキュリティ攻撃が発生した際に、世界中に支店があるような会社だと、世界中のパソコンを1台ずつ確認なんてしていられないですよね。
1つの画面で数千台~数万台のパソコンを管理して操作できることは、会社のITを守る上で非常にメリットです。
今、このEDR製品が大企業にどんどん普及していっています。
CrowdStrike社のEDR製品
参照元: クラウドストライク: エンドポイントセキュリティ | Endpoint Protection (crowdstrike.jp)
CrowdStrike社は、このEDR製品を提供している米国の会社です。
そのEDR製品の名前は「CrowdStrike」。
会社名そのまんまの製品名です。笑
ただ、会社名そのまんまなだけあり、CrowdStrike社はもちろんEDRを専門に作っています。
また、CrowdStrikeは実は既に世界中のセキュリティ専門家に名が知れており、いくつかの調査会社では「EDR製品No.1はCrowdStrike」との声もあるほどです。
どんどん市場規模が伸びているIT業界のうち、特に伸びているサイバーセキュリティ業界で、注目のEDR製品のNo.1企業。
CrowdStrike社の将来性は十分と言えるのではないでしょうか。
CrowdStrike社の株価
CrowdStrike社の株価ですが、2021年6月11日現在228.6ドル/株です。日本円に換算すると約2.5万円/株ほど。
見ていただくとわかるように、1年間の株価の推移で言うとほぼ上昇し続けており、今後の需要を考えるとますます株価は上昇していくと推測しています。
私は50株保有しており、購入してからまだ1か月ほどですが既に7万円ほどプラスになっています。
基本的に私は長期保有ですので、おそらく5年は持ち続けると思います。
最後に
ということで、今回は米国株式の中でもオススメのCrowdStrike社について紹介しました。
セキュリティ専門の私としては、EDRは確実に市場規模が伸びていきCrowdStrikeの株価も上昇すると信じています。
今後の動向に期待ですね!
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。