こんにちはー!
サイドFIREを目指すKJやで^^
本記事では、PS4・Nintendo Switchで遊べる月姫リメイクのレビューを記載します。
この記事を読むことで、下記を理解できますので是非最後まで読んでください^^
- 月姫リメイクの歴史がわかる
- 月姫リメイクのストーリー概要がわかる
- 月姫リメイクの原作との違いがわかる
- 月姫リメイクの魅力や面白いポイントがわかる
月姫リメイクの歴史
まずは、月姫リメイクの歴史から知っていこか。
月姫リメイクは、その名の通り昔発売されたゲームのリメイク版です。
原作は2008年に発売され、当時はTYPE-MOONは同人サークルの小規模な集まりで、PCで遊べる同人ゲームとして売り出されました。
しかし、同人ゲームとは思えないクオリティであることから大絶賛され、今なお信者がいるほどです。
また、月姫リメイクを制作したTYPE-MOONは、 Fate/stay night や Fate/Grand Order をはじめとしたFateシリーズを手掛けた組織で、月姫原作発売以降も大ヒットを連続して知名度を上げファンを獲得してきました。
Fate/stay night は3つ目の桜ルートである Heaven’s Feel が3部作で映画化され、また Fate/Grand Orderはスマホゲームが100万ダウンロード以上されており、Fateを通してTYPE-MOONの魅力に取りつかれ月姫リメイクを購入した人も多いのではないでしょうか。
現に、月姫リメイクは発売から1ヶ月ほどで24万本を売り上げ、大ヒットの作品となりました。
月姫リメイクのストーリー概要
月姫リメイクは、吸血鬼にまつわる物語なんや。
本作の主人公は高校2年生の遠野志貴です。
この遠野志貴は10歳のころ事故で瀕死のケガから生還しており、それがきっかけで「直死の魔眼」という目を思いがけず手に入れてしまいます。
この直死の魔眼は、物の壊れやすい線を見ることができる能力で、どれほど強固な鉄やコンクリートであってもその線にそってナイフを通せば切ることができます。
また、この線は物だけでなく人にも見え、その線をなぞると簡単に人を殺してしまうことができます。
本作のストーリーはこの直死の魔眼によって事件に巻き込まれてしまうもので、なんと志貴は街ですれ違った女性を志貴は家まで追いかけて13個にバラして殺してしまいます。
突然の衝動で人を殺してしまって混乱する志貴。
しかし、後日そのバラバラにして殺した女性が元通りの元気な姿になって志貴と遭遇します。
この女性は名を「アルクェイド」と言い、実はただの人間ではなく吸血鬼で、吸血鬼で不死身だからあのバラバラの死体の状態から復活したと言うのです。
突然殺してしまった人間と、突然殺された吸血鬼。
衝撃の出会いから始まった2人は、街にいる悪さをする吸血鬼を協力して倒すこととなり、日常からかけ離れた世界で生死をかけた闘いに巻き込まれていくのです。
月姫リメイクの原作との違い
グラフィックやエフェクトが格段に進化している
ADVゲームは動かない絵と文章が基本なんやけど、
月姫リメイクは一味違うで。
月姫リメイクをプレイすると、まずグラフィックやエフェクトに驚かされます。
ADVゲームは、一般的には文章を読んで自分の頭の中で想像して楽しむもので月姫原作もそうだったのですが、月姫リメイクは違います。
月姫リメイクの絵はズームされたりフェードアウトされたり、左右に動いたりエフェクトが使われていることでまるでアニメのように多彩にキャラクターが動きます。
激しいアクションが行われるバトルも迫力たっぷりで演出されており、手に汗握る闘いをまるで自分が体験しているかのように楽しむことができます。
新キャラも追加されストーリーが練り直されている
月姫リメイクには、原作にはないキャラやストーリーが盛り込まれ、
より面白くなっとるんや。
月姫リメイクには、月姫原作には登場しなかったキャラクターが登場します。
その代表例はノエル先生。
ノエル先生は、志貴のクラスの担任が吸血鬼事件に巻き込まれて亡くなってしまった後に、担任の先生として赴任してきます。
一見は若くて美人な先生で、男子生徒からも非常に人気が高く、ただあざとさもあるため女子生徒からは嫌われています。
そんな美人な先生に志貴は気に入られ、ドキドキするようなキャンパスライフを送るのですが・・・
もうお察しですよね。
吸血鬼事件が起こってから突然現れた、およそ日本人とは思えない謎の美人先生。
事件と無関係とは思えませんよね。
このノエル先生は、新キャラクターでありながらも物語に深く関係し、非常に重要なポジションで活躍します。
原作で5つあったルートが2つのみとなっている
残念ながら、月姫リメイクが原作に劣る点もある。
原作では5つあったルートが2つだけになっとるんや。
これは月姫リメイクの唯一の残念な点です。
月姫は原作では下記の5つのルートがあります。
- アルクェイドルート
- シエルルート
- 秋葉ルート
- 琥珀ルート
- 翡翠ルート
しかし、月姫リメイクではアルクェイドルートとシエルルートの2ルートしか収録されていません。
その2ルートだけでも40時間ほど熱中してたの占めるほどのボリュームではあるのですが、残り3ルートで遠野邸の秘密が明かされるようですので、それがわからないままというのは少し残念に感じてしまいます。
残り3ルートのリメイクについても今後制作されるそうですので、プレイしたい方は気長に待ちましょう。
月姫リメイクの魅力
思わず惚れ込んでしまう魅力的なキャラクター
アルクェイド好きや。
シエル先輩好きや。
月姫リメイクをプレイしたらそんな気持ちになってまうで。
月姫リメイクは、上述の通りアルクェイドルートとシエルルートの2ルートが収録されています。
一般的には、ゲームをクリアする過程で自分の好きなキャラ、推しキャラが1人できるかと思います。
ただ、月姫リメイクは違います。
アルクェイドルートをプレイしているときはアルクェイド、シエルルートをプレイしているときはシエルを心から好きになるのです。
アルクェイドは、最強の吸血鬼でありながら志貴が一度殺したことにより弱ってしまい、また吸血鬼でありながら吸血鬼を殺すそのアルクェイドの生い立ちには心から感情移入してしまいます。
アルクェイドルートをクリアするころには、気づけば人間と吸血鬼の垣根を超え、アルクェイドと一緒にいたいという気持ちになっていることでしょう。
そしてシエルルートでは、傷ついた志貴をシエルが助けてくれたときには心から感謝し、またシエルの本当の目的とそれを乗り越えたときに真の繋がりを感じます。
シエルルートをクリアするころには、少し前にはあれほどアルクェイド一筋だった自分が「シエル先輩さえいればそれでいい」という気持ちになっている自分に驚きます。
ルートにより全く変わる衝撃のストーリー
月姫リメイクはルート分岐するんやけど、
ルートによってビックリするぐらいストーリーが変わってまうんや。
月姫リメイクでは2人のルートが収録されていますが、シエルルートにはエンディングが2つへ分岐するため合計3つのストーリーが存在します。
- アルクェイドルート
- シエルルート ノーマルエンド
- シエルルート トゥルーエンド
この3つのストーリーは、登場人物こそ同じであるものの、本当に1つの作品かと疑ってしまうほど全く異なります。
このルートでのラスボスがあのルートでは味方、このルートの味方があのルートではラスボスとなり、衝撃を受けます。
この3つのルートの中で私は「シエルルート トゥルーエンド」が最も面白いと感じましたが、この最後は他のルートを楽しんだからこそ楽しめるものだと思います。
アルクェイドルートをプレイしているときには「月姫リメイクはこんなもんか」と思っていたところが、その先のルートをプレイすることで「え、なんでこんなことになった!?」と信じられず、どんどん引き込まれることでしょう。
TYPE-MOONの奈須きのこ氏ならではの引き込まれる文章
TYPE-MOON作品をアニメや映画でしか見たことない人多いんちゃうか?
ゲームならではの奈須きのこ氏の文章にも注目やで。
もちろん、TYPE-MOON作品である月姫リメイクの作家は奈須きのこ氏です。
Fateシリーズの原作もこの奈須きのこ氏が監修しており、これだけの人気を誇っています。
私はこれまでFateシリーズをアニメや映画でしか見たことがなく、そのストーリーの奥深さに心惹かれていましたが、ゲームをプレイしたことでこんなに引き込まれる文章があったのか、と驚かされました。
主観は主人公の遠野志貴でありながら、自分でもこう思うだろなという心理描写から、自然におかしな行動や思考をしている志貴にハッとさせられることもあります。
奈須きのこ氏の文章。
月姫リメイクであれば深く味わいながら楽しむことができます。
本記事のまとめ
- 月姫リメイクは2008年発売の月姫のリメイク版。FateシリーズのTYPE-MOON制作
- 月姫リメイクは、主人公遠野志貴と吸血鬼にまつわるストーリー
- 月姫リメイクではグラフィックやエフェクトが格段に進化している
- 月姫リメイクではノエル先生等の新キャラと新ストーリーが追加されている
- 月姫リメイクには原作5ルートのうち2ルートしか収録されていない
- 月暇リメイクのキャラクターであるアルクェイドやシエル先輩が非常に魅力的
- 月姫リメイクはルートによってストーリーが全く変わり衝撃の結末を迎える
- 月姫リメイクならアニメにはない奈須きのこ氏の文章を楽しめる
本日の記事はここまで!
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