【仮想通貨】ステーブルコインとは?ステーブルコインの3種の仕組みとは?セキュリティ技術者が解説!【tether,LCNEM,digix,Dai,BASIS】(2021年7月最新)

仮想通貨(暗号資産)

皆様こんにちは。

サイドFIREを目指すKJです。

本日は、ステーブルコインについて解説します。

ステーブルコインとは

ステーブルコインは、日本語に訳すと「安定した通貨です。

そして、何が安定しているかというと仮想通貨の価格です。

ビットコインをはじめとした仮想通貨は基本的に、価格が急騰・急落します。

1日で10%値動きがあったり、時期によっては1ヶ月で2倍や3倍になることもありますね。

仮想通貨は近年、「暗号資産」という呼び名に変わりつつあり、通貨としてではなく投資対象として注目している人がほとんどでしょう。

値動きが激しいことは、投資対象としては一攫千金を狙える面白いものなのですが、しかし困る点もあります。

下記の記事の通り、円やドルがあっても通貨としての仮想通貨は世の中に必要とされていますが、その値動きの激しさ故に通貨として利用されなくなってしまうのです。

仮想通貨の通貨としての側面も有用であるため、通貨として利用するためにも価格を安定させたい

そこで生まれたのがステーブルコインです。

ステーブルコインは、その価格を安定させるための仕組みとして主に3種類存在します。

3種類のステーブルコインの仕組み

法定通貨担保型のステーブルコインの仕組み

まずは、最も主流である法定通貨担保型のステーブルコインです。

「法定通貨」とは、円やドル等の各国が発行している通貨のことで、その国の信頼性に基づき価値を認められています。

法定通貨担保型のステーブルコインは、その円やドルの値動きと価格を連動させることで価格を安定させています。

ステーブルコインの発行組織が、発行したステーブルコインの時価総額と同等の法定通貨を保有し、代わりにステーブルコインを流出させることで、法定通貨と同価値にしているんですね。

ちなみに、この法定通貨型のステーブルコインには、原油や金の価格と連動させたステーブルコインもあります。

仮想通貨担保型のステーブルコインの仕組み

次に、仮想通貨担保型のステーブルコインです。

先ほどの法定通貨担保型のステーブルコインが法定通貨と連動させて価格を安定させているのに対し、仮想通貨担保型のステーブルコインはイーサリアム等の仮想通貨を担保にして価格を安定させています。

・・・しかし、少しこの話は変ですよね。

もともと仮想通貨の値動きが激しいためステーブルコインが生まれたのに、その値動きが激しいステーブルコインを担保にしてステーブルコインが生まれてしまっている

もちろん、あくまでその仮想通貨を担保にしているだけで、発行組織により後述する無担保型のような仕組み等を用いることで価格は安定していますが、どうしても担保としている仮想通貨の価格変動に引きづられることもあります。

そのため、ステーブルコインの中では仮想通貨担保型はあまり採用されません

無担保型(アルゴリズム型) のステーブルコインの仕組み

無担保型のステーブルコインは、その名の通り他と異なり担保がありません

担保がないのにどのように価格を安定させているかというと、市場価格の基本、需要と供給の仕組みを活用しているだけです。

つまり、その無担保型ステーブルコインがたくさん購入されれば発行組織が更に発行して価格が上がらないようにし、その無担保型ステーブルコインがたくさん売られれば発行組織がたくさん購入して価格が下がらないようにする、ということです。

発行組織が全てを手動で売買しているわけではなくその売買の仕組みはプログラムで機械的に実施していることが通常であるため、アルゴリズム型とも呼ばれます。

各ステーブルコインの銘柄

参照: ステーブルコインの仮想通貨「全一覧」 | ICOポスト (ico-post.com)

これまでに解説した3種類ごとにステーブルコインを分類すると、この通りとなります。

やはり、担保があり最も価格を安定させられる法定通貨担保型が種類が多いですね。

3種のステーブルコイン毎に有名な仮想通貨の銘柄をあげるなら、

  • 法定通貨担保型tether(テザー,USDT)
  • 仮想通貨担保型Dai(ダイ,DAI)
  • 無担保型(アルゴリズム型): BASIS(ベーシス,BAC)

あたりでしょうか。

実際のステーブルコインの価格と安定性

仕組みを理解したところで、本当にステーブルコインの価格が安定しているのか確認してみましょう。

ここ3ヶ月ほどの期間の値動きを確認してみます。

法定通貨担保型: tetherの価格

参照: Tether(USDT)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

さすがドルと連動するステーブルコインであるtether。

しっかりドルの価格帯である108円~111円ごろの価格で安定していますね。

私も、下記の記事で紹介しているMXC取引所での売買のためtetherを保有していますが、ほとんど価格変動がわからないレベルで安定しています。

仮想通貨担保型: Daiの価格

参照: Dai(DAI)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

こちらが仮想通貨担保型であるDaiの価格です。

一見、先ほどのtetherのチャートと見間違うほど似たような価格変動をしていますね。

価格もしっかり108円~111円ほどです。

やはり、仮想通貨担保型のステーブルコインはあくまで仮想通貨を担保にしているだけで、しっかり価格は安定しているようですね。

無担保型(アルゴリズム型): BASISの価格

参照: Basis Cash(BAC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

最後にBASISです。

アルゴリズムの限界でしょうか。とても安定した価格には見えません

価格は47円~8円と、たった3ヶ月間で1/6程度まで下落しています。

他の無担保型の仮想通貨のチャートを見てみても同じように価格変動していましたので、担保もなしにアルゴリズムのみで価格を安定させるのは難しく、無担保型を購入する際は注意が必要そうです。

最後に

ということで、本日は3種のステーブルコインについて解説しました。

主流はやはり法定通貨型で、安定はしているが主流ではない仮想通貨担保型、あまり安定しておらず要注意なのが無担保型(アルゴリズム型)ということがわかりました。

仮想通貨の形で安定した資産を持っておきたいのであれば、私は圧倒的にtetherがオススメです。

ステーブルコインの活躍により、デジタル世界上の取引や通貨の在り方がますます変わっていくかもしれませんね^^

本日は以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

コメント

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