【ETF】おすすめの債券ETF3選を紹介!FIREを目指すあなたへ!【LQD,AGG,BND】(2021年7月最新)

投資の湖

皆様こんにちは。

サイドFIREを目指すKJです。

本日は、おすすめの債券ETF3選を紹介します。

債券ETFとは

債券ETFとは、債券ファンドのETFです。

債券ファンドについてご存知ない方は下記の記事をご確認ください。

ETFについてご存知ない方は下記の記事をご確認ください。

オススメの債券ETF: LQD

LQDとは

オススメの債券ETFの1つ目は、LQDです。

LQDの正式名称は、iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ETFです。

・・・なかなか難しい名称ですね。笑

まず、LQDの投資対象は、債券の中でも社債です。国が発行する債券ではなく、一般の会社が発行する債券ということですね。

そして、米ドル建てですので、アメリカのドルを用いて債券に投資しているETFです。

次に、難しい言葉の「投資適格社債」です。

参照: 【LQD】配当利回り2.9〜5.8% 米企業債権への投資で暴落相場にリスクヘッジ!注意点や特徴とは。 – みその資産運用教室 (assetmgc.com)

上図を見ていただくとわかりやすいですね。

調査機関により各社の経営状態等を基にAAA~Dでランク付けされており、BBB以上が投資適格社債と呼ばれています。

数ある社債の中でも、比較的安全な社債のみに投資している、ということですね。

LQDは2,000以上の社債へ分散投資しており、その全てがBBBランク以上の安全な社債へドルで投資しているETF、ということです。

LQDの価格

参照: LQD 株式ファンド価格とチャート — AMEX:LQD — TradingView

LQDのチャートは上図の通りです。

・・・債券のわりには価格変動はかなりありますね。

5年間のチャートの中でいうと、106円~136円ほどで推移しています。およそ30%の変動率です。

しかし、例えば2020年3月ごろに特徴的なコロナショックによる価格の下落がありましたが、1ヶ月ほどで元の価格近くまで回復しており、回復は早いようです。

また、

  • 手数料: 0.14%
  • 利回り: 3%弱

と、手数料が安い割に利回りが高く、優秀なETFと言えます。

リスクヘッジのために債券をポートフォリオへ加えたいけど、積極的に利回りや値上がりを狙いたい、という方へオススメのETFです。

オススメの債券ETF: AGG

AGGとは

オススメの債券ETFの2つ目はAGGです。

AGGの正式名称はiシェアーズ・コア 米国総合債券市場ETFです。

AGGはLQDと同じく社債へ投資するETFですが、LQDより更に信頼性の高いAAAランクの社債を中心に構成されています。

また、分散対象もLQDの2,000より多い8,000の社債へ分散投資しているため、社債ETFの中では非常に安全な投資先と言えるでしょう。

社債へ投資したいけど、価格変動は恐いしできるだけ安全な社債ETFが良い、という方はLQDよりAGGが適切です。

AGGの価格

参照: AGG 116.46 ▲ +0.14% (tradingview.com)

AGGの価格は上図の通りです。

価格変動はありますが、5年間のチャートでいうと104円~119円ほどで、価格変動幅は13%ほどしかありません。

とても安全なETFですね。

こちらもコロナショックからは1ヶ月ほどで価格を戻していますが、値下がり幅がLQDより少ないです。

また、

  • 手数料: 0.04%
  • 配当利回り: 1%前後

と、多少は配当利回りも狙うことができ、手数料が非常に安価です。

社債で多少は配当利回りを狙いつつ、安全性を重視したい方にはAGGは非常にオススメです。

オススメの債券ETF: BND

BNDとは

最後のオススメのETFはBNDです。

BNDの正式名称はバンガード・米国トータル債券市場ETFで、社債も含みますが構成の6割以上は国債が占めています。

国債を中心にしながら、約9,000銘柄へ分散投資しているため、国債であるという点でも分散数という点でもBNDは非常に安全な債券ETFと言えます。

投資はしたいけど値下がりが恐い、債券投資をしたいが社債は恐い、ポートフォリオに極めて安全な資産を加えたい、という方にBNDは非常に向いています

BNDの価格

参照: BND 86.76 ▲ +0.15% (tradingview.com)

BNDにも価格変動はありますが、5年間のチャートでいうと77円~89円ほど価格変動は13%ほどです。

こちらも非常に安全な債券ETFです。

  • 手数料: 0.035%
  • 利回り: 約2.4%

手数料はAGGより更に安価で、ここ数年で言うとAGGより利回りは高くなっています。

こう見ると、価格変動幅はAGGとBNDで同程度、国債が含まれ分散数も多いため安心感はBNDの方が高く、利回りも高いBNDの方が優秀に見えるかもしれません。

しかし、利回りはAGGの方が高い時期もありましたので、非常に微妙なところです。

こちらの比較したグラフで見てみても、5年間で比較するとやはり安定性は同程度ですが、国債の有無や社債の割合により今後は差が出てくるかもしれません。

参照: 【BND】配当利回り1.6〜3.9% 米国債権への投資で暴落相場にリスクヘッジ!注意点や特徴とは。 – みその資産運用教室 (assetmgc.com)

いずれにせよ、高配当株ETFである灰色線のVTIと比較すると、債券ETFは3種とも非常に安全な資産と言えますね。

最後に

ということで、本日は債券ETFオススメ3選について紹介しました。

特に最後の比較したグラフを見ると、いかに債券ETFが安全な資産かということがよくわかりますね。

今回紹介した債券ETFはどれも非常に優秀で、あとはほぼ好みの問題ですので、どれを選んでいただいても大丈夫だと思います。

暴落相場にも耐え、より強固にできるポートフォリオを築いていきましょう^^♪

本日は以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。